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Full custom Scale helicopterのパーツ制作について

HAJIME-FACTORYへ国内外から質問が多いのは

カスタムパーツは何で制作されてるのですか?」
「レーザー加工機、3Dプリンターなどですか?」

そこで今回のBlog記事は
ちょうど当工房で待機中のBK117C-1 JA291F Blue Arrow
制作工程の主だった部分のみ記載し制作について書いて行きたいと思います。

現在、Full custom BK117C-1 JA291F Blue Arrowは
ヘッド、ローターを変更し左回転仕様で調整も終了し後はご依頼者が
引き取りに来られるまで工房内で待機中です。


※写真は全てYahoo!Blogからの自動引っ越し手続きの為、小さい写真です。





メインローター、テールローター共にハイプロ製





最終テストフライトはご依頼者の引き取り日が正式に決定し数日前に
最終テストフライトをします。

完成から引渡しまでに日数が空く場合はボディから機体を取り外し
引渡し一週間前に組込、テストフライトをする場合もあります。


Kawasaki BK117C-1 JA291F Blue Arrowのベースとなるキットボディは
日本のHS-Model製造のBK117 60/700sizeです。


下の写真はご依頼者から到着した時のボディです。





この生地ボディは依頼者が製作途中のボディを譲り受けてましたので
新品とは違い修理修正加工が必要でした。


ボディの欠けや劣化部分もあり下地処理、ピンホール埋めなど徹底して
下地処理をしていきます。

底部分はGP用で開口されてましたのでその部分の埋めていきます。







亀裂、欠け、加工部分、ピンホールなどの下地処理が全て終了してから
パーツの制作に入ります。






Blue Arrowの特徴でもあるレドームの制作からパーツ関連の制作まで
全て手作業です。

レドームは型制作後にグラス制作をしパテで何度も形状、ラインなどを
整えて行きます。




ボディと一体になるように形状を何度も整えていきます。





完成後に違和感の無いようにまた、カスタム箇所が分からないまで
ボディ形状との合わせや表面処理、形状処理をします。







パーツ関係もプラ材、バルサ材、POM材など制作する箇所や形状により
材料を変え制作します。

パーツによってはバルサ材にグラスを巻いて強度を出していきます。






ボディの大きさや形状またバランスを考え仮止めをしながら製作しますが
完成したとしても実機とのバランスや形状に納得がいかなければ
再製作する場合もあります。






ボディ加工、パーツ制作、ボディ合わせ、形状合わせ、パテ修正、
表面処理などの工程を繰り返し制作して全てのパーツを作り上げていきます。


そして約50%完成した状態です。






もちろん、ここまでにはドアの制作やボディ形状の変更などボディカスタム
などもしていますが長くなりますのでパーツ関係の説明のみ記載しています。


ホイストやフックも全て手作業で制作しています。
細かな形状やラインを出すためには実機の写真と照らし合わせパーツを制作します。

下の写真はホイスト部分や機構部分のベースが完成した写真です。






ドアのエッジやドアノブなどを制作している写真です。






そしてホイスト機構部分の油圧パイプなどを実機と合わせ同じ本数と
太さなども計算し制作していきます。






次はコックピット制作です。

コックピットの椅子やベースはプラ材で制作。






コックピットのメーターパネル部分はバルサ材メーター類はプラ材
レバー関係はPOM材とプラ材などを使用して製作しています。





椅子はバルサ材も使用してクッションや布に見えるように制作しています。


レバー、メーター、椅子含め全て工具を使い手作業です。
加工マシンなどは使用していません。


ボディに設置してみました。






下の写真はコックピットの完成写真です。

このコックピットもJA291F Blue Arrowの実機のレプリカで制作しています。

BK117C-1でも、航空隊で計器類など多少違います。

左のヘッド部分が無いのもBlue Arrowです。






ここまでが主だったパーツ制作になります。


この時点で約70%の完成となります。
















ここから更に加工や制作を進め塗装の準備に塗料作り→マスキング→塗装へ進みます。


そして、塗装後にデカールなどの制作です。














そしてマフラーなどのパーツを制作し取り付けます。











フロントウィンドウの取り付けや塗装後に施す細かな加工が完了すると
ボディは完成となります。












ここまでが非常に簡単ですがパーツ制作とボディ制作の説明です。


そして、先日ヘッドとローターを変更しRCスケールヘリコプターとして調整も詰め完成しました。
































依頼者の引き取り日に合わせ最終テストフライトで完成です。


その他の写真はFacebookページのアルバムにアップロードしています。
Other photos are uploaded to the album on Facebook page.


今回のBlog記事は
Full custom BK117C-1 JA291F Blue Arrowの
記事も含めパーツ制作の質問に対する説明となりました。

HAJIME-FACTORYのパーツ制作の殆どはハンドメイド、手作業の制作です。

Full customの制作には上限が無くご依頼者のご希望により変わりますが
Full custom制作の殆どは手作業制作です。

お伝えしたい事の一部しか伝わらないと思いますが質問の回答記事にさせて頂きました。

パーツ加工についてのみの説明です。
ボディ加工、ボディ成型や内部加工などボディカスタムについては記載していません。

今回も、長文の記事を最後までご覧頂きありがとうございました。



Comment 3

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takecopter_boon  

No title

連日大作のブログ更新大変お疲れ様です。
福井県で何度か見たことのある機体『JA291F』 ですね。
駐機時の写真もそうでしたが、フライト時の写真は、実機と見間違うくらいのフォルムでとて も素晴らしいです!
またホバリング中?にやや左に傾くのも実機そのものですね。一度実物を見てみたいです。

2016/03/28 (Mon) 00:02

敏ボー  

No title

本格的なスケール機となると、
とてつもない、時間と量力と技術を掛けるんですね。
私は勿体無くて飛ばせないです。
ガラス箱に入れて、オブジェにします。

2016/03/28 (Mon) 07:29

hajime  

No title

> takecopter_boonさん
ありがとうございます。
日々、応援メール等を頂きますが必ず「HAJIMEさんのブログを見るのが毎日の日課です」とメッセージを沢山頂きます・・・
今年に入り特に、ご来房とお問い合わせが多いのと様々な企画なども多くなってきており、なかなかブログの更新に時間が取れない日が続きます・・・
クローズ制作や同機種のカスタム制作に入っている場合は記事に出来ませんが記事にしたい内容は沢山あります。
出来るだけ時間を作り更新させて頂きたいと思ってます。

JA291Fは左回転仕様ですのでホバリング時の傾きも実機同様左に傾いて静止します。浮いている姿は、まさしく実機です!

「JA291F」工房に駐機しているのも、あと僅かです。
来房され実物を見られて方の殆どが、「写真や動画では伝わらないですね」と、言っていただけますが、工房にある8割は依頼者のスケールヘリですので、いつかは依頼者の元へ行きます。

寂しいような嬉しいような、ホッとするような心配なような・・

2016/03/28 (Mon) 09:23

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