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2014.11.24     カテゴリ:  最新記事 

   Airwolf 30th Anniversary festival?

こんにちは。Hajime-factoryです。


今年はAirwolf 30th Anniversaryだからでしょうか?
ご依頼のAirwolfが増えてます。


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今年は特に民間機が多くBK117シリーズやEurocopter社(現Airbus)の
ヘリコプターの依頼が多くありますが、その数に負けない位Airwolfもあります。


つい先日はSikorsky MH-53E 海上自衛隊のご依頼がありました。


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ご依頼頂いた方は、実機の整備士でありF3Cのフライヤーでもあります。
Sikorsky MH-53Eは現在、制作企画段階ですが約全長1700~1800mm予定で進めています。

ご依頼のご希望「求める物」は

海上自衛隊のSikorsky MH-53E
「実機のMH-53Eを再現」
「7枚ヘッド、ローター」
「引き込み脚仕様」
「後部ドア稼働開閉」
「テールスキッド稼働」

ベースボディ自体はSH-53しかありませんので、そこからMH-53Eへカスタム制作予定です。

現在は、資料の入手も含め計画段階です。




話は戻りまして現在、製作中のAirwolfです。


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Full custom-Airwolf 600sizeが2機

Full custom-Airwolf 90/700sizeが1機

custom-Airwolf  90/700sizeが2機


この他に450sizeのFull Custom Airwolfが1機あります。

custom-Airwolf  90/700sizeが2機は
ノーズ制作、底部制作、左テール、ピトー管、空中給油口、コックピット
全塗装、そして組込制作、フライト調整です。


custom-Airwolf  90/700sizeは最終的なウレタンクリアーも仕上がり
組込み制作中です。

強度のあるウレタンクリアー焼付塗装ですので移動中にちょっと当てた程度では
塗装ダメージはありません。ピカピカに仕上がってます。

塗装はオリジナル配合のウルフカラーで全塗装。

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組込み制作は、機体の加工から入り、ボディ内に綺麗に収まるように加工します。
もちろん、土台も機体の幅、高さなどに合わせ制作していきます。


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スケールヘリの組込み制作は、固定が強すぎても振動が出ますし固定が弱すぎても振動が出ます。


ノーマルフライトでは振動が出なくてもアイドルアップで高回転にすると
激しい振動が出来る事もあります。

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もちろん、組込み方法だけでなく機体の精度やヘッドの精度、バランス、ローターの精度や
相性により振動が出る事も多いですので機体調整やフライトテストも10数回飛ばし込み調整をします。

スケールボディへ組み込んだ状態で10数回調整の為、テストフライトをします。
その間、機体の取り外し、組込みも数回に組込み、取り外しを繰り返します。


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ノーマルホバリングからアイドルアップでの旋回や上空などもテストフライトをしていきます。
通常のスケールヘリフライトでは、やらないような演技も中にはテストする事もあります。

ご依頼者によりフライトスタイルや操縦スタイル、ピッチの使い方なども違いますので
出来るだけ、ご依頼者を想定したテストを繰り返します。


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Custom-Airwolf  90/700sizeも後少しで完成です。


そして、現在、製作中のFull custom-Airwolf 600sizeです。

このFull custom-Airwolf 600sizeはご依頼者の強いご希望により
ドアの開閉とコックピットの完全再現も含めフルカスタム製作です。



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ドア開閉も単にドアが開閉すれば良いのでは無くヒンジの部分も
実機同様の機構とデザインで制作してます。

ドア開閉



フロントは従来の形状より絞るように制作していますのでドア開閉と合わせ
中から木材とグラスえ補強をしてます。

このウルフは完全なるフルカスタムとなりますので、ターボインテークの形状変更
底部再現、左テール、実機同様のテール形状、上部カバー加工、制作、リベットなど
各部の徹底したカスタム制作をしてます。

カスタム制作の詳細は、また記事として掲載していきます。

次はコックピットです。


今回のコックピットはレバーから椅子まで実機の資料を参考に椅子の形状、
各種レバー形状まで拘り制作しています。


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ボディへ仮置きした状態です。

もちろん、この状態でバッテリーも搭載可能です。

レバーや椅子など全てパーツはバッテリー搭載を可能にする為に
現物合わせで制作をしていきます。
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コックピットのメーター部分は、完成後には照明が点灯します。


そして、ターボインテーク部分のカスタムや


インテークターボ


底部のカスタム


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そしてリベット加工


リベット



上部カバーの分割加工


上部カバー分割


上部カバーを、この分割方式へカスタム制作する事により
バッテリーの搭載やメンテナンス時にヘッド部分を外す事無く出来ます。


もちろん、Airwolfの最大の特徴でもあるノーズ形状は完全に再現していきます。
この複雑な流線型の形状は何度制作しても微妙なラインが難しいですね。

ノーズ





このAirwolf600sizeも塗装段階に入っております。

ルカスタムスケールヘリコプターのご依頼者には大変長く
完成を待って頂いておりますが皆さん

「待ちますよ~」

と暖かいメッセージを頂きますが
拘りを持ち妥協することなく制作を進め、少しでも早く完成し
お引渡しが出来るように休むことなく制作をしていきます。


そして最終的なお引渡し時に感動をお届け出来ればと思います。



2014.11.15     カテゴリ:  最新記事 

   神戸市消防航空機動隊へ取材に行ってきました。


神戸市消防航空機動隊へ取材に行ってきました。


取材当日は、訓練、災害等も無く格納庫でゆっくり撮影や話を聞くことが出来ました。
担当して頂いたのが消防司令補の山本さんです。

また、その他のクルーの方々や操縦士の方々にも様々なお話をお聞きすることが出来ました。

そして長時間に渡り丁寧に消防防災ヘリ、活動内容も含め説明をしていただきました。
消火活動の内容や山間部での救助の話を聞くと、その過酷さと厳しさが分かります。

クルーの方に「この仕事は好きですか?」と聞きましたところ即答で「好きです」と答えられたのが
大変印象的でした。もちろん、好きで無いとこの仕事はやっていけませんが、それも笑顔で即座に
「好きです」という言葉に大きな信頼感と安心感がありました。

日頃の活動は過酷そのものだと思います。真夏だろうが真冬だろうか自然災害を相手に
戦い、人命が掛かった救命活動などには、私たちの想像を越えるような過酷な任務も
多くあると思います。しかし、その多くの活動は一般市民の方々が知らない事も多く、その活動を
伝える場が非常に少ないのも事実です。

しかし、ここ神戸市消防航空隊 兵庫県消防防災航空隊の皆さんは
日々の活動を出来るだけ分かりやすくホームページに掲載しています。

そして当日は珍しく3機全ての消防防災ヘリが待機しており3機とも撮影が出来ました。

撮影当日の写真掲載の前に神戸市消防航空隊 兵庫県消防防災航空隊を紹介します。

神戸市消防航空隊 兵庫県消防防災航空隊については、まず以下の動画をご覧下さい。
大変分かりやすく纏められた動画になります。






そして日々の現場での活動をクルーの方が撮影していますので是非ご覧下さい。






その他、平成26年月別の主な災害紹介の記事や映像は下の写真をクリック。


平成26年月別の主な災害紹 


救助には欠かせない様々な救助資機材の紹介ページは下の写真をクリック。

DSC03251.jpg 



そして航空機動隊の出動件数の票です。

航空機動隊の出動件数と主な

平成21年の出動回数は兵庫県、神戸市合わせて517件
平成22年の出動回数は兵庫県、神戸市合わせて454件
平成23年の出動回数は兵庫県、神戸市合わせて477件
平成24年の出動回数は兵庫県、神戸市合わせて392件
平成25年の出動回数は兵庫県、神戸市合わせて422件

この5年での一年間の平均出動回数は452件です。
一日だと1.16件という事になります。

つまり毎日何らかの災害等で救助活動に出動している事になります。

いつ災害が起きるか分からない中で常に機体を整備し常に訓練し
常に準備しておかなければならない航空隊のクルーの方々には
頭が下がる思いです。

そして一年間365日休む事なく出動している消防防災ヘリコプター

毎日、兵庫県や神戸市を災害を空から救助しているヘリコプター

何か今まで以上に消防防災ヘリコプターに対して思いが深くなります。

そして、その消防防災ヘリコプターの中で、BK117B-2 「KOBE-Ⅰ」が現役を引退します。

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1994年から現在まで約20年間、兵庫県と神戸市を空から守ってきたBK117B-2 JA6739 KOBE-1

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現在、全国の消防防災航空隊のBK117B-2 BK117C-1が現役を引退し
BK117-C2に変わりつつあります。


BK117B-2-3.jpg



BK117B-2 JA6739 KOBE-1は航空隊の歴代ヘリコプターの中で
4号機で活動が1994年12月からになります。

歴代の神戸市消防ヘリコプターについては下の写真をクリックしてください。



歴代の神戸消防航空隊ヘリ



ここまでご覧頂ければ消防防災航空隊のクルーの方々の任務や活動などを
詳しく知ることが出来たのではないでしょうか。

訪問当日は、消防司令補の山本様やクルーの方々4名に現場での活動内容や
消防防災ヘリコプターにつきましても大変詳細にご説明を頂きました。




森林火災などで使用されるヘリコプターの消火バケツ(ヘリコプター空中消火用バンビバケット)
は、池から水を組み上げ火災現場上空で散水するのですが、その散水方法は
クルーの方が手動で紐引き散水するのです。

消火散水バケツ-3

ヘリコプターから身を乗り出し操縦士と連携を取りながら的確に消火活動を行う為には
度重なる訓練をしないと、確実に消火は出来ないと思います。


消火活動


しかも、真冬であろうが身を乗り出し手動で散水する・・・過酷な任務のひとつです。

何万リットルの水を散水し消火をしていきますが池と火災現場の50回以上往復する事もあります。

全国の消防防災ヘリコプターの中には消化バケットでは無く
機体固定式消火装置(ファイヤーアタック)を装備したヘリコプターもあります。


滋賀県防災航空隊 JA25LB AS365/565 Dauphin 2/Panther


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ヘリコプターの胴体下部にタンク装置を取り付け水や消火薬剤を入れて、
上空からの消火を行います。 自己給水ポンプを使用して、
ダム・池・河川等から自己給水を行うことができ、繰り返し消火を行うことができる
すぐれ物ですが、操縦士曰く重量が重いそうです。
水タンク容量: 900リットル
重 量 : 約100キログラム





消防防災航空隊の任務は、まさに過酷の二文字です。
特に山岳救助や森林火災そして水難救助などクルーもパイロとも
常に危険と隣り合わせで任務を遂行しています。

航空機動隊の活動内容の詳細は下のバナーをクリック。


航空機動隊の活動内容ボタン


クルーの方々に、それぞれの任務について詳しく聞くことが出来ました。
操縦士、整備士、救助隊員それぞれが信頼の上で成り立ち互いの連携がいかに
大切であるかが分かります。日々の訓練の賜物だと思います。

操縦士は、ホイスト操作、バンビバケット操作などをする隊員の指示を的確に
把握し常にヘリを手足の如く操縦しなければなりません。

ヘリは、どのような山間部であっても的確にホバリングをしなければなりません。
ラジコンに限らず、実機ヘリでも、このホバリングが一番難しく技術と経験そして
全神経を使う操縦の一つです。


その、航空隊の命運を握っているのも、防災ヘリコプターです。

今回の取材では、神戸市航空機動隊・兵庫県防災航空隊格納庫にある全国でも
珍しい3機のヘリを常に待機させています。

その3機とも取材する事が出来ましたので一部掲載していきます。

取材撮影枚数約600枚




川崎式BK-117型B-2 KOBE-1

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川崎式BK-117型C-2 KOBE-2

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川崎式BK-117型C-2 ひょうご
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そして、現在のBK117B-2 JA6739 KOBE-1に変わり新たに導入される
BK117C-2 JA01HK KOBE-1


JA01HK.jpg




このBK117C-2 JA01HK KOBE-1導入にあたりカラーリング等色々な案が出たようですが
最終的には消防隊の赤を基調としたカラーに落ち着いたようです。

こう見てみるとKOBE-2のカラーリングをリバースにした感じですね。


BK117C-2 JA01HK KOBE-1の導入で全てBK117C-2になります。
全国的にBK117C-1/B2がC2や他のヘリに変わって来ています。
そう言った意味でも今回の取材でBK117B-2 JA6739 KOBE-1を見れたのは良かったです。
長年に渡り兵庫県を空から守ってきた「BK117B-2 JA6739 KOBE-1」お疲れ様でした。


そして、ありがとう!


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BK117B-2 JA6739 KOBE-1が退任する記念としてHajime-factoryから
クルーの方々へ写真をプレゼントさせて頂きました。


神戸防災航空機動隊ありがと 


その写真をイベントの時に早々に飾ってくださってました。

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ありがとうございます!



現在、BK-117C-2「ひょうご」と
BK-117C-2 KOBE-2の依頼が入っております。
その他に神戸市消防ヘリコプターのB2ではありませんが
BK117C-1/B2の依頼も2件入っております。

Hajime-factoryは単にスケールヘリを製作するだけでなく、その裏にある
ご依頼者の拘りや思いそして夢と希望を形にしていく事が
Hajime-factoryの役割だと思っていますし、この消防防災ヘリコプターという
歴史や存在感なども含めHajime-factoryにしか出来ない実機を作り上げて行きたいと思います。


この度の取材を通しまして神戸市航空機動隊・兵庫県防災航空隊のクルーの方がには
大変、貴重な時間を頂きました。そして、その姿に感銘を受けました。

過酷そのものな仕事であるにも関わらず

「この仕事が好きです」

という一言が本当に心に残りました。

全てのクルーは、航空隊という任務に誇りを持ち高い使命感の中で弛まない努力を
されている事に心から感謝します。

そして、この度の取材で貴重な時間を頂き、ありがとうございます。


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これからも、兵庫県を空から見守ってください。

本当にありがとうございました。